「見ながら描く」が好き。原点に気づいた話
noteでステキな記事を書かれているフードイラストレーターさんを見つけました。「わたしは見て描くことしかできないんですよね」そのひとことが、わたしの中でずーーーっと響いていました。衝撃だった。そして同時に、とても大切なことを思い出しました。
「見て描くことしかできない」
その方は、食べ物のイラストをとても丁寧に描き続けているイラストレーターさん。なんと同じ学校の卒業生。奇跡。noteの記事の中で、こんなことをおっしゃっていたんです。**「わたしは見て描くことしかできないんですよね」**なんのてらいもなく、ただ素直に。その言葉の潔さに、ちょっとドキッとしました。わたしには言えなかったことだったから。なんて素直なんだろう。そしてなんてかっこいい…。

子どものころ、毎日「見ながら」描いていた
小・中学生のころのわたしは毎日「見ながら描く」子どもでした。「うる星やつら」「銀河鉄道999」、それから少年サンデーの「青空フロッピー」とか大好きで(知っている方がいたら奇跡(笑)好きなアニメや漫画のキャラクターを、新聞広告の裏とかノートにずっとずっと描いていました。ただ、それが楽しかった。でも大人になるにつれていつのまにか「見ながら描く」ということが、なんとなく恥ずかしくなっていったんです。「自分のオリジナルを描かなければ」「世界観がなければ」知らず知らずのうちに、アーティストのようにならなきゃいけないって思い込んでいたのかもしれない…。
原点は「見て描くことが好き」だったこと
食べものを描く仕事をいただいたことをきっかけに、フードイラストを描くことが大好きになりました。目の前にあるものをじっくり見て描く。この色ってどうやったらできるんだろう。これってこの色混ぜると落ち着くんだなーその描きかたに、子どものころと同じ「純粋な楽しさ」があったんだと思います。noteの記事のあの方の言葉に出会って、そんなことに気がつきました。そうだった。わたしの原点はそこだったのかも。どちらかというと「自分の世界観を表現したい」というよりも、目の前に存在するものを描くことが、純粋に好きなんだと。

「存在するものを描くことが好き」ということを、これからは堂々と伝えながら描いていきたいと思っています。「見ながら描くことが好き」。それがわたしの、イラストを描く原点。そんな気持ちを大切にしながらこれからもイラストを描き続けていこう。